さて、うまくコントロールできたでしょうか?
このゲームをやってもらった理由は、目標を達成することで はありません。
「達成しようとするプロセス」の理解にあります。
どうやって、目標を達成しようとしたでしょうか?
きっと、まずマウスを動かしてみて、ボールがどのように動くかを見たでしょう。
その後、適当に動かして みて、ボールとマウスカーソルの動き方の関係をつかんで、ボールを誘導したでしょう。
マウスを動かすという出力自体が、ボールの次の動きを「感じる」ための積極的な行動になっていた
でしょう?
このようにすると、ボールの動き方の説明なしでも、目標に近づくことができます。
変なプリント機械の解説を思い出してください。
サイバネティクスでは「中身のわからない機械」でもコントロールして使えます。
サイバネティクスは機械の変化について行けます。
サイバネティクスでは、前処理が
不要です。
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未来を予言することは誰にもできません。
そんな世界で生きていく生物にとって可能なコントロールはサイバネティクスなのです。
さらに、どのようにして「学習」しましたか?
試行錯誤して、ボールを並べる動きや、楕円軌道を描かせる動き方を学習したのではありませんか?
生物はサイバネティクスコントロールにより、試行錯誤して、その経験から発見して「学習」するのではないでしょうか?
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