ベッドの上に臥位になって、自分の重さがすべてのマスを通って流れていることを感じてください。
膝の裏は浮いています。
下肢の重さをマットレスに流そうとすると、膝が外側に回るかもしれません。
体の各部分から来る緊張の感じ、体の情報を記憶してください。
自分の体から来る情報に注意をしながら、ゆっくりと起きあがって座位になってください。
どんな状態の時に、「寝ている」、「起きあがりつつある」、「座った」と感じたでしょうか?
つぎに、ギャッチアップ装置を使って、臥位から座位を体験してください。
いわゆる30度、45度、60度、90度で体から来る情報、緊張状態を感じて整理してください。
いつ、座ったと感じるでしょうか?
それとも、背中がベッドについている限り、意識や体の緊張は「臥位」から離れられないでしょうか?
みんなが同じように感じることはありません。
複数の人で試してみると、おもしろいでしょう。
体験したことを、すぐにしゃべらないでください。
ちょっと待って、自分が体験したことを味わい、整理し、頭の中が静かになるまで待ってください。
そして、自分が話したくなったときに、パートナーに話してください。
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