表情筋
透明人間でもない限り、人間の顔には「表情」があります。これは筋肉の働きで作られます。
顔に触れてみてください。凹みや高まりがあります。目玉の入るところはへこんでいて、鼻は高くなっています。
頬骨は高くなっていますが、頬自体はへこんだりふくらんだりします。
口は喉に続く大きな穴を作ります。
その角は横に引っ張られて笑ったり、起こったりを示します。
目の開き、目尻の上がり下がりでうれしかったり、悲しかったりすることを示します。
顔に手を触れて、いろいろな表情をしてください。顔の皮膚が動いて表情を作ることがわかるでしょう。
顔の表情を作る筋肉は一端が皮膚についています。
表情筋といいます。
腕や足を動かす筋肉は骨についていますが、「表情」を作る筋肉は皮膚についています。
皮膚についている反対側は骨についていることもありますし、別の組織についていることもあります。
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