自分の体を感じてみる

ATMとFI

 フェルデンクライス・メソッドには手段が2つあります。

 Awareness Through Movement(ATM)と、Functional Integration(FI)です。

 ATMは、プラクティショナーの指示に従い、簡単な動きを何度か繰り返し、自分の体の「動き」や「存在」に気づくようにすることです。

 プラクティショナーひとりで、複数の生徒を指導します。

 プラクティショナーは直接には手を貸しません。

 生徒は言葉の指示を自分で解釈し、動きます。

 FI(エフ・アイと読みます。

 エフワンと読む人がいますが、それは自動車レースのことです)は、プラクティショナーと生徒が1対1で行います。

 プラクティショナーは生徒の体に軽く触れたり、動かしたりしながら、体の機能(Function)の統合(Integration)をはかります。