センサーから送られる「少ない」という信号を受けると、創の周囲組織は「もっと、肉芽を作ろう」とします。

 生物学的には、線維芽細胞が出てきて、コラーゲン線維を作り、細胞間基質というものを作っていきます。

 このように、「現在行っていることを、続けさせる(賛成する)フィードバック」をポジティブ・フィードバックと呼びます。

 肉芽がどの程度まで育てばポジティブ・フィードバックがかからなくなるかは、全体の環境で変わります。