言葉を大切に

キネステティクは、ドイツ語のKinasthetikが語源です。ドイツ語の発音を無理やりカタカナにすると、キネステーティク。
英語表記のkinaestheticsは、無理やりカタカナにすると、キネセティクス。どんなに逆立ちしても、キネステティックにはなりません。
ボティメカニクスのメカニクスはmechanics.「力学」のことです。mechanicsの最後のsは、英語の修辞法上「学問のs」と呼ばれます。力学という学問を示すためについています。省略できません。数学はmathematics、物理学はphysics、電子工学はelectronics、倫理学はethics、論理学はlogics。これらはsがついていても単数形です。
Weblio辞典はこれらを複数形と書いていますが、間違いです。
mechanicという英語は、「工員」という意味です。学問の意味になりません。工員の意味での複数形はmechanicsですがボティメカニクスは「体の工員たち」ではありません。「体の力学」です。

キネステティクやボディメカニクスを教える人は、自分が何を教えているのかを日本語で理解してから、教えてください。
言葉の意味を理解していないのなら、せめて表記をデタラメにするなぁぁぁぁ!!!