センサリー・アウェアネスについてのわたしの学習

 わたしはジュディス・ぅイーバー師のセンサリー・アウェアネスのワーク・ショップに11年間で12回参加しています。
日本で古参の受講生の一人です。
わたしはセンサリー・アゥエアネスを教える人間ではなく学習するものです。

その学習者としての体験から、わたしのセンサリー・アウェアネスの学習をここで語ります。

センサリー・アウェアネスは、言葉以前のものに焦点を当てて、あわよくば言語化しようていう体験型の学習です。

ジュディス師は丁寧に受講者に刺激(質問、きっかけ)を与えて、受講者本人の中で答えが出てくるチャンスを提供します

体験していない人には理解できない言葉でしょうね。

でも、言葉とは体験したときに意味がわかるので、体験しないと言葉の意味は分からないのです。

しかし、それではあまりにもぶっきらぼうなので、ジュディス師の解説をわたしが理解した範囲で書きます。
これはわたしの理解したもの、もしくは誤解したものです。「これがジュディス師の真意だ」というものではありません。
「ばかもの!誤解だらけだわい」と叱られるかもしれませんし、「よく理解したな」と言われるかもしれません。
まぁ、たぶん、ジュディス師は「まぁ、今はその程度なのね」というでしょう。

さて、今回の ワークショップin滋賀 のジュディスの解説は以下のとおりです。



センサリーアウェアネス---私たちの感覚・ 動き・相互作用を深く探求する実践---は、 私たちが本来持っているリソース(資源)や レスポンス(応答)の仕方に立ち戻らせ、 日々の暮らしの中でより自分らしくいきいき と生きていけるよう私たちを導くことができ ます。

この体験型ワークショップで参加者の皆さんは、自分の感覚や 様々なことに対する自分のレスポンス(応答)を探求します―-自 分の内側で、そして外側で、他の人達、自然、そして私たちの本質 との関係性の中で。また、自分と繋がるとき、周りの人と共にいる ときの私たちの在り方を明らかにし、そしていかに自他共に癒し、 助け、支えることができるかに焦点を当てます。

こうして探求する ことは自らへの信頼と安心をもたらし、より豊かな感受性を持ちな がら自分らしく生きる能力と喜びを見出す手助けとなりえます。

私たちが本来持つバイタリティーを見いだすにつれ、人々とより深くつながることが可能となり、さまざまな面で自ら の内に平和と充足感を見出し、それをさらに世界に広げる力を体験できます。


センサリー・アウェアネスの体験を続けたわたしの理解は以下のとおりです。

センサリーアウェアネスは、私たちの感覚・ 動きそして、相互作用を深く探求する実践です。

体の構造(解剖)は私達の大きな資源です。

生きるためには体が必要なのです。

その体の構造を知るために、私たちは様々な感覚を使います。

触れる、見る。さらに、動いている感じ。

そして、外界を感じることが自分の体を知るために必要です。

外界を知る感覚は、見る、聞く、味わう、嗅ぐ、触れるなどのいわゆる五感です。

これらの感覚と、構造を地球の重力に合わせてまともに使うことで、楽に動けるし、生きていけます。

この地球の重力に合わせて構造を使うことは、地球との相互作用です。

地球の重力との相互作用に気づけば、自分以外の人との相互作用に気づくかもしれません。

感覚は大切です。私達が生まれてから最初にすることは感覚による学習です。

いや、たぶん生まれる前から胎内でも少しずつ学習しているのでしょう。

これらの感覚がまともに使えると、自分のことも外界のこともまともに理解できて、生物としてのヒトの基本的行動ができます。

心の働きもまともになります。

この感覚と体の構造が、「 私たちが本来持っているリソース(資源)」であり、地球を含む他者との相互作用が、「 レスポンス(応答)の仕方」です。

ああ、疲れた。ここまでの解説でわたしのセンサリー・アウェアネスの学習を使い果たしました。

あとは、あなた自身のワーク・ショップ体験で学習してください。

とっても単純です。

単純なだけに考え込む人、自分の殻が硬い人には簡単ではありません。

泣くかもね。