フロイトは20世紀初頭に「精神分析」を打ち立てた巨人です。
フロイトの着目のすばらしい点は、「意識・前意識・無意識」という概念を持ち込んだことです。
フロイトが出現するまでは、人間が理解できないことは、神の意志だと理解されていました。
しかし、フロイトは「人間の理解できない行動は無意識のためだ」と言ったのです。
かくして、20世紀の人間は「神の支配」から、逃れていったのです。
そういう点でフロイトは偉い。
フロイトの唱えた内容にすべて賛成することはできません。
しかし、「神の御業」を、「人間の行動」に引き戻したことがすばらしい。
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