排泄について

 医学部や看護学部で、「排泄」について授業が行われます。

 一日の排便量、排尿量、発汗量、便の内容・細菌量、尿の組成・回数などが教えられます。

 これは知識としては有効です。

 テレビのクイズ番組にとっては、視聴者受けする問題を作ることができます。

 しかし、人間の介助という点からは、役に立つ知識にはなりません。

 ここでは、人間を介助するときや、人間の生活を手伝うときに役立つかもしれない考え方を紹介したいと思います。

 役立つことを保証はしません。

 ここで紹介する考え方を、現場で役立てるものにするのは、これを読んでいるあなたの感覚です。

 
文化としての排泄
システムとしての人間の排泄